6期 2001.7〜[今での介護。まさに寝食をともに。そして最期の日] P.37

 

12月26日(水)晴れ

ここ1週間ほど、この昼夜逆転のような生活パターンにあっても、食欲もあり、下痢もなく、体調はそれなりに安定している。

鼻の頭がガサガに固くなっているところに、グリセリンを塗っておく。保湿成分があるんだよ。つるつるに治ればいいね。

 

12月29日(土)晴天

今日はすばらしく晴れ渡り、立山連峰の景観がすばらしい!

夜、ウンチとおちっこをとり、傷の手当てをしているとなんと大ショック!また新たな床ずれの傷が!

今までの傷は再発してからもなんとか処置して治りかけていたところへ、新たな傷とは・・・・・位置としてはやはり骨がもろにでっぱっている部分。初めの傷のためと、ドーナツまくらを当てていた箇所ではないだろうか?そう予測してとりあえず、ドーナツ枕をいったんはずすことにした。

 

12月30日(日)雪

床ずれの傷は、ドーナツ枕をはずしてまだ2日目なのでなんとも言えないが、少し乾いてきて快方には向かっているようでひとまず安心だ。

最近は、明け方までぐずって、午前中までもそのままぐずっている、というパターン、または、午前中から午後〜夕方〜そして夜の11時近くまでも眠りこんでいる、というパターンなどに分かれるようだ。

今晩は泰行が仲間内での忘年会で、わたしがひとり。エディは夜10時ころから目覚めてぐずり始めた。

3回目のえさを何度となく与えてみてもその都度口を閉ざすかのようにして拒んで受け付けず。

そしてこのあともずーーーーっと3時間ほどもぐずりは止まず。ようやくぐずるのがおさまったかと思ったところ強烈なウンチ臭!案の定、下痢。それもかなりひどい下痢だ。

日記を繙くと、最後に下痢をしたのが11/16。すると1ヶ月半ほどお腹が安定したいたということになる。

しかしまた今日のように泰行が留守の時に限ってたいへんな状況になるんだ・・・・。

この下痢の原因はなんだろう・・・?考えられるのは、ゆうべぐずりがひどかった時に、少し暑いのかと、体にかけてあるバスタオルを半分とってそのまま寝てしまったのだ。

夜半にお腹を出したまま寝ていたことになる、寒かったか、冷えたか・・・・ストーブは夜中もつけっぱなしになっているのでそれほどの冷えもないとは思うのだが。

 

12月31日(月)くもり

泰行が帰ってきてから、二人がかりでゆうべの下痢で汚れたお尻を洗う。

ベッドを部屋のきわまで持ってきて縁側の廊下にタライを置き、エディのお尻の部分をそのうえにくるようにして洗う。

今日は昨日の下痢でぐずったりした疲れからか、殆ど一日中寝ていた。そのため、一回目のえさだけはパクパクと調子よく食べたものの、それ以降もまたずっと眠り続けたいた。

夜半になってふっと目覚めてはまた寝入り、そのくりかえしになって、結局一回のえさっきりになった。

さて、いよいよ2001年が終わる。恐らく3人で年を越すのは最後であろう。2001年と2002年の移り変わりの瞬間を3人で一緒に記念に写真を。

 

 

 

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